大塚国際美術館の続きです。
フェルメールの代表的な作品ばかり集めた部屋があって
その中でも最も有名な作品。。。
真珠の耳飾の少女(青いターバンの少女)[Lumix LX3 手持]
まるで生きた女性がそこに居て
こちらを見ているかのような感覚に捉われます
異様なまでの存在感がそこに…
[Lumix LX3 手持]
wikiより
少女の謎めいた雰囲気から「北方のモナリザ」とも呼ばれ人気の高い作品である。この作品は、トレイシー・シュヴァリエが2000年に発表した小説『真珠の耳飾りの少女』(Girl With a Pearl Earring)およびそれを原作とした映画によって一段と有名になった。小説ではフェルメール家の女中がモデルとされ、画家と女中の間に淡い恋物語が展開するが、無論これはフィクションで、実際のモデルは誰だったか(そもそも特定のモデルがいたのかどうか)は不明である。他の多くのフェルメール作品と異なり、この作品には物語性や教訓性はなく、無地の暗い背景に少女の上半身だけが描写されている。修復時の調査により、下塗りには場所によって黄土、赤、クリーム色などさまざまな色を使い分け、微妙な階調を出していることがわかった。少女の衣服の襟の白色がイヤリングに反映しているところも的確に描写されている。修復の結果、唇の両端に白の点を置き、唇の濡れている感じを表していることもわかった
ここでは、実物と全く同じ大きさの陶板画として展示されています。
簡単に言えば偽物なんですが、どんなに立派な美術書でも実物大で
見れるものはないわけで、それを考えると非常に価値のある展示物だと言えると思います。
写植の技術もさすが世界の大塚製薬が莫大な資金を投入して完成させただけに
ただ単に写真に撮って転写してると言う様な単純なものではありません。
実際に来館して絵に触った人なら気づくと思いますが、絵の具や画板の微妙な
質感まで再現されています。まさに目を見張る拘りと技術がそこにはありました…
[Lumix LX3 手持]
経年の汚れや画板の質感まで超リアル
[Lumix LX3 手持]
画板が破れて剥がれた後ろの多孔質な壁まで再現されていると言う
念の入れようには
脱毛脱帽です。。
本物であれば、一般の人がこんなに接写することは許されませんし
撮影自体も許可されないはずです。 ところが、
ここでは撮影は自由に出来ますしなんと手で触れる事も出来ます。。
どうです? 来てみたくなったでしょう?(笑)
また後日続きます